シアトルの冬の天気と注意点
どうもこんにちは!りっぱぱです。
通算3回目のシアトル出張に来ております。年明けほぼすぐに来て2週間が経ちました。
今まで、10月、12月、1月と秋から冬にかけてしかシアトルに縁がない私ですが、特に現在の実体験とシアトル住民に聞いた話&調べた情報から、シアトルの冬の天気についてご紹介したいと思います。(夏が、夏のシアトルを経験したい…)
◆雨の街シアトル
シアトルは「雨の街」「Rainy City」とよく形容されます。特に冬は雨の日が多く、今回の出張も最初の1週間は毎日雨か曇り。同僚から「こっちにいる間に1度でも太陽が見えると良いね。」なんて言われておりました。
そんな中、先週の土曜日から火曜日まで、4日連続で晴れ、しかも晴天で火曜日のオフィスでは「サニーデー!アゲイン!!」「ミラコー!!!(ミラクル)」みたいな、わけわからないテンションになっている人たちも出現しました。
それぐらい冬に晴天が続くことが珍しいシアトルですが、降水量自体は実はそこまで多くありません。冬だけ取り上げると11月~2月の間は毎月100ミリを超えて、平均降水確率も50%超えのようですが、年間の降水量は1000ミリを切るぐらいで、日本の街と比べると少ないくらいです。東京なんて春から秋まで毎月100ミリぐらい平気で振りますからね。なんで、シアトルの雨は小雨で、降ったりやんだりします。
そんなに雨の量は多くないのに、なんで「雨の街」と呼ばれるかと言うと、単純に雨の日が多いんです。調べてみると、年間150日程度は雨が降るそうです。夏はそんなに雨が降らないことを考えると、冬は2日に1回以上のペースで雨になりますね。実際、今そんな感じです・・・
◆霧も多いシアトル
雨が多いシアトルの冬ですが、霧もよく発生します。海と山に囲まれているからかもしれませんが、早朝とか結構濃い霧がでます。
霧に関しては10月に行ったときもよく出ていたので、秋も発生するようです。
◆そこまで寒くはない
シアトルは北海道の稚内よりも北に位置しており、南樺太とだいたい同じ緯度になるのですが、意外や意外、冬でもそこまで寒くなりません。
寒くなりませんと言っておきながらですが、東京や大阪の冬の服装で全然問題ないという感じです。なんやったら、この2週間は大阪にいた時の方が寒いくらいだったと思います。
こんなに高緯度なのにそこまで寒くならないのは、地形が関係しているようです。でも、詳しい説明は省きます!私、地理苦手。苦手。
雪が降ることも滅多にないようなので、車の運転をする人もそのあたりは安心です。実際、私も運転していますが、雪に苦しめられたことはありません!
◆注意点
旅行や仕事で冬のシアトルを訪れるときの注意点を考えてみました。
①急な雨
これが1番の注意点でしょうか。本当に急に降ります。というか、曇りの日が多いので「今日も降るかなぁ。降っちゃうのかなぁ」なんて思っていると、やっぱり降ります。逆に降らないとなんだか肩透かしされた気さえしてきます。
とにかく、急な雨はつきものだと覚悟して、常に雨具を携帯することをおすすめします!私も常に折り畳み傘は持って出ています。
とはいえ、雨が降っても小雨や霧雨程度のことも多く、傘がなくても意外となんとかなることも多いです。実際こっちの人で傘さしている人は滅多に見ません。(ザザ降りの時はさすがにさしていますが。)
傘を持ち歩くのは荷物が増えて嫌だなと言う人は、防水のウインドブレイカーで十分だと思います。こっちの人もフード付きの上着でよく凌いでいます。
②濃霧
特に運転する人はこれに気を付けてください。気を付けてといっても、ライトをつけて注意深く運転するしかないのですが、シアトルはダウンタウンもフリーウェイも交通量が多い上、出張や旅行で来ているような土地に不慣れな人には、なかなか複雑な道になっています。
たまに濃霧なのにライトつけてない車とかにも遭遇するので、車線変更の際とか十分気を付けて運転してください!
③車に霜が降りる
これは車で通勤する出張者の方は気を付けてください。天気がいい日の朝になると車に霜が降りているケースがあります。というか、天気がいい日の朝は、毎回こんな感じになります。
そんなことになっているとはつゆ知らず、いつ戻りホテルを出たら霜取りに時間がかかって遅刻しかけたことがあります。(そんな朝に限って交通量が多い…)
出勤前にホテルから外を見て、天気がいいな、っと思ったらいつもより少し早く身支度することをおすすめします。
いかがだったでしょうか。
冬は雨が多いシアトルですが、それを折りこみの上で来られると、きっとたくさんの魅力が見つかると思います。お仕事の場合は時期を選んでいられませんしね!(夏に、どうせなら夏に来たいんじゃ・・・)
冬のシアトルに行かれるさいは、ぜひ「雨ばっかり・・・」と思わずに、それも含めて楽しんでください!
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!