父の家計簿

父の家計簿〜りっぱな父親を目指すブログ〜

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【書評】8月読了本から、ベスト3を紹介!

どうもこんにちは!りっぱぱです。

 

今回は8月に読んだ9冊の本から、個人的ベスト3とその紹介をしたいと思いますよー!!

完全に個人的な意見ですので悪しからず。

まず、今月読んだ9冊はこの本たちです!

 


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・2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望/落合陽一

・経済を読む力:「2020年代」を生き抜く新常識/大前研一

・Learn Better--頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ/アーリック・ボーザー

・働き方5.0:これからの世界をつくる仲間たちへ/落合陽一

・シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成/安宅和人

・四畳半タイムマシンブルース/森見登美彦

・新・仕事力::「テレワーク時代」に差がつく働き方/大前研一

・アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る/藤井保文 尾原和啓

・失敗の本質ー日本軍の組織論的研究/戸部良一など

 

というラインアップ。

今月は大前研一さんと落合陽一さんが2冊ずつと、少し偏ってしまいました。。。

あえて、今月の読書のテーマをあげると「これからの社会と生き方」みたいな感じですかね?

AIやSDGs、アフターコロナなんかをテーマにした本や、学び方、歴史から学ぶ的な学びの姿勢も意識してみました!

ページ数も内容も読みごたえがある本が多かったですが、お盆休みもありしっかり読み進められました。

 

では、この9冊の中から今月のベスト3を勝手に選びまーす!!

 

best 1:シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成/安宅和人

 

 

いきなり1位ですが、シン・ニホンです。

 

こういったビジネス書的なやつで初めて泣いてしまいました。いやマジで。

この国を未来の世代に、素敵な形で残すために取り組まないといけないことは、膨大にあります。少子高齢化・環境問題・A.I.対応・格差などなど・・・

でも、そのための時間は多くは残されていないです。世界は待ってくれない。そんな警鐘を説得力ある形で鳴らしている本。
それでも自分も含めて今の大人が行動を起こせば、まだ間に合う。ということも具体的な根拠とともに力強く示してくれる本です。

日本にたくさんある課題は、持っている可能性であり、伸び代だと奮いたせてくれます。
僕は教育業に携わっている人間なので、めちゃくちゃ痛烈に響きました。

会社はもちろん地域での活動でも、目先だけでなく、10年20年先の夢を語ろうと思うし、すこしでも人を巻き込めるように、自分自身をアップデートしたいです。

これを読んで早速データサイエンスの勉強を始めました!!

ビジネスマン全員必読、だと思っていますが、学校の先生はどれだけ忙しくても絶対に読んでほしいです。

未来の世代を育てている責任の重さ、自己研鑽をし続けるモチベーションとともに、子どもに携わるやり甲斐を再発見させてくれると思います。

 

・best 2:アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る/藤井保文 尾原和啓

 

第2位はアフターデジタルです!

会社の人から薦められた本で、最初はあんまり読むのに乗り気じゃなかったんです。

でも、8月は今の社会を国内外関わらず学ぼうと思い読んでみました。

これが読んでみたら、すごいすごい・・・驚きの連続です。

表紙に書かれてある「オフラインのない時代に生き残る」の意味が最初全くわからなかったんです・・・

でも、読んでみると理解が深まりました。

最初は「人間がどんどんA.I.に取って代わられる」とか「デジタルに人間が入り込むマトリクス的な世界?」とか思っていましたが、そうではないです。

人間の身体性が失われるわけではなく、IoE(Internet of Everything)の世の中になることで、オンラインとオフラインのない境界がなくなる世の中を指しています。

本で指摘されている通り、僕は「デジタルをどう活用するか」レベルでしか考えていなかったので目から鱗でした。事例として出ている中国企業は、名前や事業は聞いたことがあるものが多かったんですが、その背景や本当の狙いを知ると衝撃的。

特にフーマーの事例はアフターデジタルについての理解も深まるし、体験してみたいと思いましった。

中国の学校へのAI導入やカーンアカデミーは知っていたが、教育✕AIのあり方は自分の仕事に大いに関わるのでさらに学んでいきたい。

何より、中国とかエストニアとかストックホルムとか、実際に行ってスマートシティ体験したい!!!

 

・best 3 :四畳半タイムマシンブルース/森見登美彦

 

第3位は四畳半タイムマシンブルースです!

真面目に「失敗の本質」と迷ったんですが、1冊ぐらい気が抜ける本も紹介したいし、森見登美彦ファンにはたまらなかったので、3位に。

四畳半神話大系サマータイムマシンブルースのコラボ的な作品です。

四畳半神話大系の世界観は何させても面白くなりそうでずるい!

パズルがきれいにハマっていく感じがすごく気持ち良かった。

なんだかんだで青春の匂いと夏の匂いを感じる、じっとり爽やかなという相反する要素を両立しております。

四畳半神話大系を読まれていない場合は、そちらもぜひ!というか、そっちを先にぜひ!

 

四畳半神話大系 (角川文庫)

四畳半神話大系 (角川文庫)

 

 

とにかく大好きです。いちいち言い回しが面白い!!!

 

いかがだったでしょうか。

失敗の本質や落合陽一さんの本もおもしろかったのですが、今月は自分の中で学びの面でも、リラックス面でもあたり月でご紹介できず。

 

ちなみに9月は写真の本を読みたいです!7冊の予定。また月末に3冊選んで紹介したいと思います!!
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それでは、ここまでお付き合いいただきありがとうございました!!