父の家計簿〜りっぱな父親を目指すブログ〜

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JT減配!それでもまだ高配当だけど、ESG的に長期投資には向かないという話

どうも!こんにちは、りっぱぱです。


JT株の減配が発表されて、今日の株価は160.5円安(−7.46%)の1990.5円で終えましたね。

JTはもともと配当利回りが高く、さらに30年減配なしの16年連続増配中と、高配当狙いの投資家のポートフォリオの人気銘柄でした。

それがコロナの影響もあってか、今回初の減配となりました。減配と言っても1株あたり154円だったのが、24円減配の1株あたり130円で、配当利回りは減配後も6%程度は維持される予定です。(更に株価が下がるようなら、配当利回りは上がる)

配当利回り6%なら、多少株価が下落しても持ち続ける、むしろナンピン買いのチャンス!と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。


でも、僕的には、今回の減配はJT株の終わりの始まりだと思っています。すいません、ちょっと大げさに言いました。

大げさに言いましたが、ここで売却してもいいタイミングじゃないのかなという気がしています。


その大きな理由がESG投資の流れです。

ESG投資とは・・・

ESG投資とは、環境・社会・企業統治に配慮している企業を重視・選別して行なう投資のことです。

ESG評価の高い企業は事業の社会的意義、成長の持続性など優れた企業特性を持つと言えます。

ESG投資とは? | 大和証券

です。

今、世界の投資の潮流になっていて、2018年時点で世界中のESG投資残高は約31兆ドル、市場全体の約1/3となっています。推移としても2012からの6年間で投資残高が2倍になるぐらいの急速な勢いで拡大しています。


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ESG投資の市場規模、増加の要因とは?世界と日本の現状と今後 | トークンエクスプレス株式会社


日本の世界全体に占めるESG投資額は18年時点で7%程度と欧米に比べるとまだまだ存在感は小さいですが、2016年には2%程度だったので、こちらも急速に注目を集めていると言えます。

SDGsの注目度が高まるにつれて、間違いなく世界中、そして日本でESG投資はさらに重視されることが予想されています。


それを前提に考えると、JTはタバコ産業という完全にESGとは逆行する業界の株になります。今後、世界の投資家たちの評価は厳しものになると考えられます。

JTが企業の社会的責任を果たそうと、環境への配慮や人権尊重を推進しているのも事実なのですが、いかんせん本業のタバコが健康被害を生んでいるものであり、依存性の高いものである以上、なかなかESG的には理解されないと思います。

 

そもそもESG投資やSDGsのポイントは、本業を通じて社会課題を解決したり、良質なガバナンスを維持しながら本業で環境・社会に配慮していくものです。


そう考えると、JTは株式市場の中で今後さらに厳しい状況になるのではと予想しています。

また、ESG投資という背景だけでなく、本業のタバコについても、国内では健康志向の高まり、若年層のタバコ離れ、少子化とネガティブ要素が非常に多いです。もちろん新興国への海外進出などで新規市場を開拓しようとしているのですが、これはこれでESGに反する動き担ってしまうので、株価に対してあまりプラスにならいのでは?と考えています。そもそもどこの国もタバコ産業は新興国に進出しようとしているので、競争が激しいですし、新興国でも富裕層や若年層を中心に健康意識は高まっていますからね。


そう考えると、ESG的に株式市場での投資家の目が厳しくなり、かつ本業のタバコ業の見通しも決して明るくない中、今後も今の配当を維持できる根拠は薄いと思います。

配当性向75%を目安にするということも今回の減配のときに触れられていたようで、売上利益が今後も下がれば、それに応じてさらなる減配も考えられます。

キャピタルゲインインカムゲインどちらを狙うにしもて、今からJT株に手を出すのはリスクが高いのではないかと思います。


僕は基本長期投資で運用を考えているので、長期的な目線でJT株の今後を考えてみました。もちろん株式投資は先の読めない世界ですし、僕自身全然うまく行かないことも多いので、なんの参考にもならないかもしれません。

ただ、短期売買ではなく、長期の投資で配当などを期待されているのであれば、JTはちょっと避けたほうがいいのではないかなーと思っています。少なくとも僕は手を出さないようにします!


ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!