父の家計簿

父の家計簿〜りっぱな父親を目指すブログ〜

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1馬力のサラリーマンがコロナでも資産を増やした話「この1年の変化:お金編」

お題「#この1年の変化」

 

どうも!こんにちは、りっぱぱです。

 

はてなブログで「この1年の変化」というお題があったので、乗っかってこの1年間の振り返りというか、まさに変化したことを整理したいと思います。

みなさんもそうだと思いますが、やっぱり色々変わりました。

家族への向き合い方

仕事への向き合い方

健康への向き合い方

全部まとめて振り返りたいですが、ちょっと分けて考えていこうと思います。

 

まず今回の記事は、「お金の使い方や考え方の変化」を書いていきます。

いきなり下世話な話になってしまいますが、僕にとってはものすごく大きな変化があったものですし、実際生きていく上で大事なテーマなので、まず最初の話題にしたいと思います。

ある意味コロナのおかげで、収入は減ってしまいましたが、この1年で今までの年間貯蓄額の倍以上を貯蓄できました。その変化を振り返りたいと思います。



新卒で入った今の会社で働き始めて、2020年は勤続9年目の年でした。

それまでの8年間、最近の日本企業の中ではありがたいことに、毎年給与は上がり続けて、年間給与は常に右肩上がりでした。

もう少し経てば、昇進・昇格しないと給料も頭打ちになるかなとは思っていましたが、まだ数年間はこのまま上がっていくだろうと見越していました。

今思えば、恥ずかしいぐらい甘い考え方でした。

 

2020年、新型コロナの影響は勤務している会社にも大打撃を与えました。

4月に緊急事態宣言が出てからすぐ、社内で「冬のボーナスは期待できない」「いや、夏のボーナスもカットになるのではないか」という声が上がり始めました。

幸い、ボーナスゼロは免れたものの、夏も冬も前年の半分程度の支給でした。

もちろん、ボーナス完全カットの会社、ボーナスどころか毎月の給与をカットされた方、職そのものを失った方のことを考えれば、恵まれている方です。

それでも、「ボーナスがないかもしれない」「実際に大幅にカットされた」という経験は、甘々の僕には衝撃的でした。

ショックを受けるとともに、「お金に関して今までの考え方は捨てないといけない」という気持ちを高めるきっかけとなりました。

このまま給料をもらい続けて、その給料で家族を守っていけるというのは幻想かもしれないという危機感です。



◆ボーナスに頼らないように

幸い、毎月の基本給はカットされていませんでしたの、まずはボーナスがなくても生活がしていける、将来の不安を感じずに生きていけるように生活水準を変えないといけないと考えました。

以前であれば、「毎月の給料は使い切って、ボーナスから貯金や保険に回せば良い。旅行や冠婚葬祭、家電の買い替えなんかもボーナスから。」という発想でした。

春先に「ボーナスが出ないかも」という不安感を持ってから、この考えはすぐにやめることにしました。

毎月の収入の中から定額を貯金できるように家計を見直して、毎月4−5万円の貯金ができるようになりました。

大きいのは携帯代と保険代の見直しです。固定費大きいです。

携帯はソフトバンクからY!mobileへ、毎月の医療保険もまずは自分のものを見直して、解約まではしませんでしたが、安いプランに変更しました。

僕のランチ代や飲み代もコロナをきっかけに減らしました。

家族の娯楽費や外食代も減らしました。これはコロナのせいであまり外出できなかったこともありますが、家庭や家の近くでお金がかからずに楽しめる工夫なんかをして、QOLは下げないようにしています。

ラッキーだったのは、感染が少し落ち着ちついていた秋口に、GO Toトラベルのおかげを利用して、ほぼリクルートポイン卜だけ2泊3日の鹿児島旅行を楽しめたことです。

とにかく、生活の満足度を極力落とさず、毎月の収支改善に成功することができました。

 

◆投資を真剣に考える

本当にありがたいことですが、ゼロも覚悟していた夏のボーナスが減額はされたのものの支給されることが決まりました。

ほぼ同時期に、政府からの定額給付金も振り込まれたため、結果的にこの時期の収入は昨年と同程度を維持することができました。

ただ、「もうボーナスに頼った家計管理はしない」と決めていたので、このときの収入は投資に回そうと決めました。

今までも証券口座は持っていて、優待目当てに株を買ったりはしていたのですが、投資額自体は非常に少額でしたし、「資産形成のために投資をする」という感じではなかったです。

このボーナスを投資に回そうと決めてから本やYou Tubeを利用して投資の勉強をしながら、実際に今までよりも投資額を増やしてチャレンジすることにしました。

本格的に投資を気にし始めてまだ1年も経っていませんが、実際に本気で投資してみるという一歩を踏み出せたことが僕にとって大きな変化です。

 

◆副業をやってみる

このままある程度右肩上がりで増えていくと思っていた会社からの給料は、決して約束されたものではないんだと言う当たり前のことに気付かされました。こうなると、会社以外の収入を持たないといけない、ということも意識し始めました。

とはいえ、当社は副業禁止という古い慣習をまだ守っている企業で、なおかつコロナの影響で仕事の方も激務が続いていたこともあり、なかなか動き出せないでいました。色々調べたりはするのですが、「収益化するのに時間が掛かりそうだな」とか「もっと知識をつけてからしないとな」とか色々考えているばかり。

そんなときに、あるYou Tubeで「副業を始めるなら、少額でも良いからとにかく稼いでみるのが大事。ポイ活やメルカリでも良いから、100円でも良いから、まず稼ぐ」という意見を拝見し、その通りだな。。。と反省しました。

これを見てすぐに、登録だけしていたメルカリとモッピーを活用し始めました。

まだまだ副業とか副収入なんて呼べるほど稼げていはいないのですが、何もしないよりはちょっとは収入になっています。

先月はポイ活で5万6,000円の副収入になっています!



◆結果的にどう変化した

資産形成という意味では、冒頭にも書いたとおり例年に比べて、会社からの給与は下がってしまったものの、倍以上の貯蓄ができました!

こんな感じ

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1年間の資産推移(マネーフォワードで記録)

例年であれば、貯蓄型保険も含めて、年間60−70万円の貯蓄といったところです。

それが、2020年は支出の見直し(帰省できなかったことも大きい)を行って、年間で180万円の貯蓄(投資含む)ができました!

帰省できなかったり、定額給付金があったりはしましたが、それを差し引いても例年の2倍以上の貯蓄成功です。

それでいて、生活の満足度はそんなに落ちていないので、めちゃくちゃ嬉しいです。

 

コロナのせいで収入的には大変だったのですが、コロナがあったからこそ資産形成について見直して改善することができました。

これを前向きに捉えて今後も勉強をしながらしっかりとした資産形成をしていきたいです。



ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!