父の家計簿〜りっぱな父親を目指すブログ〜

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日本の男女格差の根っこを考えてみる話

どうも!こんにちは、りっぱぱです。

今日、yahooの記事でちょっと、いや結構残念なニュースを見つけてしまいました。

news.yahoo.co.jp

記事にもある通りですが、世銀の調査で男女格差が日本は世界の80位と、前年の74位タイからランクを落としてしまったようです。

得点方式のランキングで、昨年と比べると日本の点数は全く同じようですが、他国が点数を上げた結果、順位が下がったようですね。

森さんの女性差別発言然りですが、ながーーーいこと日本では男女平等や女性活躍が歌われていますが、他国との差は縮まるどころが広がっているということを示す一つの結果だと思います。

で、今回の記事では、今どきサラリーマンの僕が考える、日本が抱える男女格差の根っこ、解決すべきポイントを書いてみます。

 

 

 

女性への悪意ある差別意識が問題か

個人的には日本の男女格差は、男性の女性に対する”悪意ある”差別意識が真因だと思っていません。

さりとて、「差別」がないかと言うと、そうではないです。ここで差別とはなにかを書くつもりはないのですが、間違いなく日本には明確に女性差別は存在します。(一方で男性差別もあります。女性差別があるからといって男性差別がないわけではないので。)

ただし、一部の人や業界を除いて、大多数の男性は別に女性を差別しようと思って差別しているわけでも、貶めてやろうと思っているわけでもないと思います。

先日問題になった森さんの女性差別発言も、間違いなく差別だとは思いますが、本人もその周囲(自民党の幹事長さんとか)も、「悪気があったわけでないのに、なぜこんなに避難されているのか」といった感じで、何が問題になっているのか理解でいていない様子です。あの発言、おそらく森さんには”悪意”はなかったと思います。

 

制度や法律が問題なわけでもない

差別意識はあるものの、悪意はない(人が多い)。となると、社会の制度や法律になにか問題がありそうかなーと思ったりもしますが、そんなこともありません。

使えているか使えていないかはおいておいて、日本は男女ともに育休や産休の制度が整っている国です。

例えば、日本は給付金がもらえる育児休業期間は、男女ともに世界トップクラスです。

さらに、父親に限れば給付金を受給できる育休期間は1年間で、韓国に次ぐ長さです。

data.wingarc.com

にもかかわらず、相変わらず女性が育児も家事もしておりし、社会で活躍するどころか家庭で疲弊してしまい、保育園に子どもを預けて働こうにも預けられなくて、日本死ね担ってしまっています。制度はあるんですよ制度は。使えてないけど。

 

問題の根っこは価値観を変えられないこと

では、悪意もないし制度や法律も比較的充実しているのに、なんでこんなに格差があって、諸外国ともどんどんその差が開いているのかと言うと、一番の原因は、日本人みんなが、今までの価値観を変えられていないから、だと思います。

この今までの価値観を僕は決して「伝統」というつもりはありません。せいぜい明治ぐらいにできた価値観が戦後の復興期&高度経済成長期の人口ボーナス期に固定化されただけだと思っています。なので、男性が働いて女性が家庭を守るのが日本の伝統!という人は相手にしていません。どうぞ幻の中の美しい過去にすがって生きていってください。

さて、話が具体的にならないままですね。すいません。

この変えられない価値観というは上で少し触れた、「男性が働いて女性が家庭を守る」というなんとも昭和的な価値観です。

そんな価値観で生きているのは、政治家はじめご老人だけだよ!という声が聞こえてきそうですが、実はそうでもなくて、僕は30代ですが、30代やそれより下の世代でも、この価値観の呪縛に捉えられています。

例えば、僕はいっとき職場に弁当を作って持っていっていたのですが、それを見て大体の人は「愛妻弁当?いいねー!」ということを言ってきました。

実際は自分で適当に作っていたので、「いや適当に自分で作ってますよ」と何の気なく返すと、今度は「え?すごいですね!」なんて、なぞの褒め言葉が返ってきました。20代の後輩からも同じような反応でした。

適当に作ってるんだから別にすごくもなんともないのですが、「弁当は女性が作るもの」という先入観があるんでしょうね。お母さんが弁当を作り続けても当たり前ですが、お父さんがお弁当を作り続けると美談になります。

弁当に限らず、父親が家事をしたり、平日の子供の相手をすると「すごい」「イクメン」となりますが、女性が同じことをしても誰からも褒められることはないですね。

逆に仕事のことになると、「結婚している女性に残業させちゃいけない」「結婚している女性には極力出張をお願いしないようにしよう」「男性が結婚したら、しっかり働いて家族を守るように応援しよう」的な価値観が広がっているんじゃないでしょうか?

これもおかしな話ですよね?女性だって残業や出張をしてでも取り組みたい、成果をあげたい仕事はあるだろうし、男性だって早く家に帰って子どもとの時間を持ったり、家のことしたいと思います。

でも、こうやって考える人達は悪意ある差別ではなくて、今までの価値観に紐付いた優しさでそういうふうに考えてしまうんですよね。

僕自身全くこんなこと思っていないかと聞かれた怪しいもんですもん。

 

解決するにはやっぱり制度と仕組みを変え続けるしかない

最後に、じゃあどうやったら男女の格差は埋まるのかと言うのを書いて終わりたいと思います。

矛盾するようですが、ズバリ制度・仕組みを変え続けるしかないかなというのが僕の考えです。

制度はすでに充実しているって言ったのに何を言っているんだ、根っこ問題を解決しないといけないだろ!って感じですが、価値観なんてそうそう変わらないです。

組織論のフレームワーク7Sという有名なやつがあるのですが、ハードのS(戦略・システム・構造)に比べて、ソフトのS(価値観・文化・能力・人材)を変えるのは難しいとされています。

この7Sの考え方でいくと、そもそも7つの領域のうち一つだけフォーカスしても効果が薄いのですが、それでも7つは連関しあっているので、突破口を見つけることが大事です。

男女格差の問題でいくと、価値観の部分が根っこであるなら、その価値観が徐々に変わっていく風土を、システム変更で醸成していくしかないかなというのが僕の考えです。

なので、今よく話題に上がる、女性の登用率を〇〇%にするとかの半強制的な女性登用なんかも僕は大賛成です。

同じ理由で、男性の育休取得率を〇〇%以上にする、みたいなのも大賛成です。(ただし、男性の育休取得の前に、一部の方には家事・育児講習を受けてもらわないといけないかもしれませんが。家でゴロゴロされても足引っ張るだけですからね。)

この数字ありきの男女格差を埋める政策に反対する人の多くは「力のある男性のポストがなくなる。逆に力のない女性管理職が増える」とか「育休を取りたくない男性に無理に取らせることになる」とか、半ば妄想じみた理由を掲げていると思います。

大丈夫ですよ。そんなことにはならないです。こういった人が思っている以上に、すでに多くの無能な男性管理職は社会にいますし、育休を取りたくない女性が無理にとっているケースもあります。

上っ面だけかもしれないですが、上っ面ぐらいちょっとぐらい平等にしましょうよ。