父の家計簿

父の家計簿〜りっぱな父親を目指すブログ〜

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賃貸の火災保険は自分で入ろうという話

どうも、こんにちは!りっぱぱです。

春の新生活に向けて新たに引っ越しをするという方も多いのではないでしょうか。かくいう僕も3月末に福岡を離れて大阪に引っ越します。ファミリーで大阪に引っ越す方にはこちらの記事がおすすめです↓

rippapa.hatenablog.com

賃貸に引っ越しをするとなると、色々お金がかかりますよね。その中で火災保険の加入も必須になっていると思います。この火災保険、不動産の仲介業者に言われるまま、お勧めされた保険に入っていませんか?賃貸契約のときって敷金礼金やら、仲介手数料やらブワーっと説明されるので火災保険も言われるがまま入る方が多いように思います。

僕自身も今まで仲介業者に勧められる保険にそのまま加入していたのですが、これ、損していることが多いです!賃貸契約書の内容にもよりますが、火災保険は加入さえすれば、加入先は自分で選ぶことができます!そもそも法律的に保険の加入先の指定まではできないので。(ただし、賃貸契約書に所定の保険会社の保険に入る、ということが明記されているもので契約済だと厳しいです。契約前に要確認!)

今日は僕が今回の引っ越しで調べた火災保険をもとに、ネットの火災保険の加入方法などをご紹介します。

 

火災保険とは

火災保険とはまさに名前の通りなのですが、火災が起きたときの損害をカバーしてくれる保険です。ついつい火事のときの被害だけと思いがちなんですが、こちらの保険は火災だけでなく、盗難被害や台風などの風害、水災なんかもカバーしてくれるものが多いです。このあたりはきちんと保険の内容を確認してください。

ちなみに地震津波の被害はカバーしておらず、こちらの被害に備えるには地震保険に入る必要があります。

そんな火災保険ですが、賃貸に入居する場合は、家財保険という保険にはいることが多いです。補償の内容は・・・

修繕費:火災、漏水、盗難等の事故により借用中の住宅に損害が生じ、賃貸借契約に基づいて修復したときに自己負担した費用を補償。

借家人賠償責任補償:火災、漏水等の事故により借用中の住宅に損害を与え、大家さんへの法律上の損害賠償責任を負った場合の損害賠償金等を補償。

家財の補償:自分が持っている家財(家電や家具など家のもの)が被害にあったときの補償。

個人賠償責任補償:日常生活において発生した偶然な事故により、他人の身体に障害を与えたり、他人の財物を損壊させたことにより法律上の損害賠償責任を負った場合の損害賠償金等を補償。

といったものが多いと思います。

イメージ的には修繕費は原状回復に必要な費用、借家人賠償責任は大家さんのための補償、家財の補償は家具家電の買い直しのための補償、個人賠償責任は日常の事故(加害)の補償、といった感じです。

余談ですが、個人賠償責任補償があるのはポイントです。家族もカバーされる事が多いので、例えば子どもが自転車で誰かに怪我させたとかがあってもこちらで補償されます。実際子どもの事故で数千万の賠償責任が発生する判決なんかがでたりしていますし。

個人賠償責任の保険は別で何かに入っている方も多いと思うので2重保険になって損しないように気をつけましょう。

 

実際にネットで家財保険を契約してみる

ここからは僕が実際にネットで契約した保険のページをご紹介です。

僕が入ったのはこちら

家財保険 お部屋を借りるときの保険 公式ホームページ | 賃貸住宅入居者向けの保険 | 日新火災海上保険株式会社

こちらの保険の面白いのは、家財の補償額を変えると保険金額が変わることです。

申し込み画面に進むと、こんな感じで保険適用開始日(入居日)と世帯主の年齢の目安、家族の人数を入れるページにすすみます。

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で、このページで実際に数字を入れてみると、お勧めの家財の補償額が出てきます。

僕の場合はこれ

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家財の最高入学の目安が出ます。1160万円。

えっ!?そんなにする???

しません。どう考えても我が家は1000万円分もモノはありません!!

我が家の家具家電を考えてみると、高く見積もっても

エアコン2台・・・20万円、冷蔵庫・・・20万円、洗濯機・・・20万円

デスクトップPC・・・20万円、テレビ・・・20万円

ここまで100万円。

ここからざっくり。

スマホ・ノートPC・タブレット・プリンター合わせて20万

布団一式大人2人、子ども2人合わせて20万円

掃除機・スチームクリーナー合わせて10万円

本棚4つ10万円

ダイニングテーブル・椅子10万円

食器棚など台所の棚10万円

レンジ・炊飯器など台所家電合わせて10万円

ゲーム・DVD・テレビ台合わせて10万

ここまで合計200万

あとは、服とか衣装ケースとか細々したものざっくり100万(もないけど)

合計300万あれば十分です!

 

話は戻りますが、こんな計算をしていたのは家財の補償料を考えるためです。

このサイトがぼったくっているわけではなくて、一般的な目安として高く設定されているようですので、保険加入前に実際に自分の家の場合は家財の買い直しはいくら必要が計算してみるといいと思います。

僕の場合は300万円の補償で対処できるので、補償額を300万円で入力します。

すると

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見にくいですが、保険料は年額6000円になりました。

ちなみに、目安通り1,100万円の補償額にすると年額14,000円の保険料なので、半額以下です。

年額6,000円というとどうなのかなんですが、自分で保険に入らず仲介業者に言われるがままの保険に入ると、今回の場合は2年間で3万円の保険だったので、それと比べても半額以下です。いや1/3近くになりますね。

今の賃貸も2年間で2万2,000円払ったので、やっぱり安いです。

 

こうやって自分で保険に入ると保険料を抑えることができますし、補償内容や補償額についてもしっかり把握できるのでおすすめです。正直今まで個人賠償責任が火災保険でカバーされるって知りませんでした。

お金の勉強にもなり、節約にもなるので、引っ越しのときは自分で保険に入るつもりで仲介業者とやりとりされることをおすすめします!

 

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!!