父の家計簿

父の家計簿〜りっぱな父親を目指すブログ〜

資産形成も子育てもできる立派な2児父を目指すサラリーマンが節約・投資・子育て・家事の話を発信中

「うわっ…俺の小遣い低すぎ…?」と思った時期もあったけど今は満足している、という話

どうもこんにちは、りっぱぱです。

 

我が家は今のところ僕の1馬力で妻は専業主婦です。で、家計管理は僕が全面的に行っているので、僕が妻のお小遣いも僕自身のお小遣いも設定しています。そこで今更ながら最近になって気になったのが、我が家の小遣い特に男性側である僕の小遣いは少ないのか多いのかということです!

僕は自分の小遣い(僕が好きに使っていいお金)を毎月3万円として設定しています。結婚してからずっとこの金額でやりくり(できないときもありますが)しています。正直少ないなぁ。。。と我ながら思うこともあったのですが、今では割とこの金額でも満足度の高い生活が送れています

でも、毎月の小遣いは家計管理と今後の資産形成や節約をする上で割と大きなウェイトを占めるので、ここを客観的に見直してきたいと思います!

この記事では、日本平均的なお小遣い額とその使い道を紹介した後に、実際に僕の小遣いが少ないのか高いのか、小遣いのなかでやりくりする工夫などをご紹介します!!

 

サラリーマンのお小遣い事情

まずは日本のサラリーマンのお小遣い事情を見ていきましょう!新生銀行が出している、「サラリーマンのお小遣い調査」が非常に詳しいのでこちらからデータを持ってきたいと思います!新生銀行、買収されてもこの調査は続けてほしいな…)

https://release.nikkei.co.jp/attach/613478/01_202106291224.pdf

平均額(全体)

最初はお小遣い額の平均を見てみたいと思います。全体の平均では、21年のお小遣いは

男性会社員は38,710円(前年比709円減少)、

女性会社員は34,398円(前年比544円増加)

という結果だったようです。男性は減少、女性は増加ですが、女性もほぼこの数年横ばいで増え続けているというわけではなさそうです。

男性のお小遣いの平均はコロナの影響もあってか、2011年の水準まで減少しているとのことです。

皆さん、この平均額を知ってどのように感じられたでしょう?「こんなもんだよなー」という方から「みんな意外と少ないな!」という方、そして、「えっ!?そんなもらってんの!?」という方まで受け止め方は様々かなと思います。

ちなみには僕は「こんなもんかなー。僕は平均より少ないけど」という感じです。周りの同僚のお金使い方とか聞いていると、お小遣い制でもけっこう贅沢している人もいますし、カツカツの人もいますもんね。

ちなみに過去の推移を見るとこんなグラフになっています。新生銀行の同じ調査です)

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リーマンショック東日本大震災で経済が大打撃を受けた後、アベノミックスの効果などもあり日経平均は過去10年右肩上がりですが、お小遣いは全然増えていませんね。これなら、景気がよくなった実感が持てるはずがありません。

それに比べて80年代後半から90年代頭のバブル期はすごいですね!1ヶ月のお小遣いが7万円を超える年もあったようで、そりゃジュリアナ東京!バブリーダンス!で浮かれまくります。バブル崩壊後も90年代は5万円から6万円のお小遣いが平均でしたが、00年代になると、4万円から3万円台へと徐々に減少して、今に至るという感じですね。

 

平均額(年代別)

次に、年代別のお小遣いの平均額を見てみましょう。今回の記事では男性の年代別、そしてライフステージ別の結果をご紹介します。

まずは年代別から。年代別のグラフはこんな感じです。

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20代が一番多い4万5,581円でついで30代の40,710円です。40代、50代は3万円台で、しかもこの年代は2020年よりもお小遣いが減っています。世知辛いですね・・・

この結果は個人的には意外でした。20代は独身やお子さんがいない共働き夫婦(いわゆるDINKS)も比較的多いので使えるお金が増えるのは理解できるのですが、一般的に収入が増える40代、50代のお小遣いが30代よりも少ないのは驚きました!

収入が増えても教育費や住宅購入など別の出費も多くなるからかもしれないですね。

では、ライフステージ別の結果も見てみましょう!

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上段の表は、未婚・既婚子なし・既婚子ありで分けたものですが、これを見るとやはり未婚が一番使えるお金が多いですね。さすが独身貴族と言ったところでしょうか。また、既婚子なし共働きのDINKSも独身と同じぐらいのお小遣い額担っています。

一方でやっぱり子どもがいると共働きでもパートナーが専業主婦でも、どうしてもお小遣いは少なくなるようで、このセグメントが全体の平均よりも大幅に少ない3万1,000円台のお小遣いになっています。

下段はお子さんがいる世帯だけをピックアップして、お子さんの年齢別に調査した結果になっています。未就学児と小学生のお子さんがいる層と中高生と大学生のお子さんがいる層がトップ2になっています。

ただ、下段の方は調査した母数が少なすぎるのと、論理的に整合性が取れない結果(未就学児のみ<未就学児+小学生、未就学児+小学生>小学生のみ など)もあり、参考程度にみるのがいいですね。母数が少ない分、各家庭の世帯収入はもちろん、通っている学校や幼稚園にかけるお金、習い事などの差が大きく出ていると思われます。

 

使い道

新生銀行さんの調査からは最後にお小遣いの使い道も見ておきましょう。

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使い道として「必要不可欠」なものは昼食でした!これは納得ですね。その必要金額の平均は9,444円となっています。おそらく、毎回外食でお昼を取る人と、家からお弁当を持っていく人、在宅勤務が増えた人など、条件によってこの金額は大きく異なるでしょうね。

次に必要なものが携帯電話代、続いて趣味のお金となっています。

また、金額で大きいのが趣味のお金と飲み代でこれがともに1万円以上必要というのが平均のようですね。

こちらの結果も非常に面白いです。ただ、このアンケートは答える人によってお小遣いで使っている範囲外のものも多分に含まれそうです。実際携帯代やガソリン代をお小遣いから支出している人って何割ぐらいいるんでしょうか?どちらもそんなにきっちり小遣いからとか家計からと決めていないケースが多い気がします。

また、趣味のお金・嗜好品・飲み会代・雑誌書籍・喫茶代といった項目自体答える人によっては、「読書やカフェは趣味だから趣味のお金」とか「友達と数人で行く食事は飲み会代じゃなくて嗜好品」とか色々定義がまちまちになってしまいそうでもあります。

でも、とにかく平均的に昼食・趣味・飲み代に1万円ずつ必要と考えている方が多いという感じですかね。

 

僕の小遣い3万円は少なすぎ?

では、ここでお小遣い3万円の僕のケースでお小遣いが少ないのかどうかというのを使い道を分けて考えてみたいと思います。

結論から言うと、新生銀行の調査を見てもなお、全然少ないと思わないですけどね。

お小遣いの使い道①昼食

まず昼食代です。これは新生銀行の調査同様、私も一番必須の項目でもあります。正直月に何回オフィスに出社するか、出社する時間は何時かによる部分が大きいです。

最近だと、だいたいオフィスには週に1〜2回、そのうち外食するのが1回あるかどうかなので、昼食を外で済ませる回数は月に4回ぐらいです。在宅勤務でもコンビニでさっと買って食べてしまうこともあるので、そういうのを含めてもだいたい昼食代は5,000円から6,000円ですね

ちなみに、会社でまだ在宅勤務はフレックス勤務が認められていなかったときは、けっこうお弁当を作って持っていってました!その時で毎月1万円ぐらいだったと思うので、在宅&フレックスのおかげで、かなり昼食代は抑えられるようになりました。

お小遣いの使い道②趣味

続いて新生銀行の調査で必要不可欠なもの3位で上がっていた趣味のお金です。ちなみに2位の携帯代は我が家の場合、夫婦ともにお小遣いからではなく通信費の枠で支出になります。毎月の固定費ですね。

で、僕の場合趣味にかかるお金は月1回会社帰りに行く漫画喫茶(妻には秘密)とカフェ巡り、あとちょっと競馬ぐらいです。マンガ喫茶は1回1,000円ぐらい、カフェ巡りもそんなに巡っていなくて、月1、2回で合計1,000円ぐらいです。

競馬って書くと散財しているようなイメージかも知れませんが(いや散財しているけれど)、毎月の支出は2,000円〜4,000円程度のことがほとんどです。しかもこれは勝てば戻ってきますからね!!!(ギャンブル脳)

でも、ちなみに去年も今年も今のところ競馬の収支はほんの少しだけプラスです。なので、競馬のお金は支出計上しなくていいかなーと甘い考えが浮かびましたが、きちんとお小遣いからの支出と考えて、趣味にかかるお金は合計最大6,000円ぐらいです

お小遣いの使い道③お酒

続いて嗜好品や飲み会代に含まれるであろうお酒についてです。僕の場合、このお酒だいが数年前より一気に少なくなりました。というのもやはりコロナの影響で会社の飲み会がなくなったことが大きいです。

コロナ前も月に1回、歓送迎会など会社の支出で行けるものがあれば多くて月2回までと決めていたので、飲み会代もせいぜい5,000円前後ぐらいだったのですが、それが今では、家でたまに飲む缶チューハイ発泡酒の合計1,000円ぐらいです。

やっぱりお酒を減らすのが一番節約になるかもしれないです。

 

お小遣いの使い道④家族へのプレゼントなど

最後の使い道は家族へのプレゼント関係です。これはお小遣いが割と余るようになったからできる部分もあります。でも、行きたくない飲み会や仕方無しに買っていた会社の人への旅行のお土産みたいなお小遣いの使い方よりも、非常に僕自身の満足度が高いものです!

とは言え、プレゼントといっても別に大したものは買っていなくて、たまに奥さんにお花を買ったり、在宅勤務のときに夫婦で美味しい近所のランチに行ったり、子どもに何かのご褒美として小さい玩具やお菓子を買うぐらいのものです。

なので、月にせいぜい3,000円〜4,000円ぐらいの出費です。ある意味で贅沢費なんですけど、でもなぜかこのお金は使って良かったな〜っていう使う側の満足感が高まるんで今後も続けたいと思います。

 

お小遣いの使い道⑤本

家族へのプレゼントで「最後の使い道」とか書いておきながら⑤番の本です。でもこれは例外編で、新生銀行では書籍をお小遣いから支出にしていますが、我が家では図書費はすべて別会計として家計簿に計上しています。

僕も奥さんも読書は好きで月に数冊は読むのですが、これに関してはお小遣いを気にせず、気になった本は買うようにしています。子どもにも同じようにしていて、子どもが欲しがった絵本や雑誌、図鑑は基本迷わず買っています。

でも1ヶ月で読める量も限られていますし、我が家は引っ越すたびに徒歩で図書館に行ける場所に住んでいるので、図書館も活用しながら出費は抑えています。

 

合計

というわけで、我が家の、というか僕のお小遣いの使い道を買いてみました。合計すると・・・

昼食代:6,000円

趣味代:6,000円

お酒代:1,000円

家族へのプレゼント:4,000円

という感じで、諸々足しても2万円程度になっています!

やっぱり、在宅勤務とリモートで昼食代とお酒代が減っているのが大きいですね。あと、なんだかんだ会社に行くために外出するとなにか食べたり飲んだりの誘惑が多いので、それが減っているのも大きいです。

最近では、今までお小遣いに入れていなかった、家族みんなが見るダ・ゾーンやHULUといったサブスクの月額料も僕の小遣いの中に計上するようにしています。そういうのを入れると3万円という感じですね。

 

まとめ

・2021年のお小遣いの平均は、男性会社員は38,710円、女性会社員は34,398円

・年代別で見ると、20代・30代より、意外と40代・50代のほうがお小遣いが少ない

・ライフステージ別で見ると、子持ち世帯のお小遣いはやっぱり少なくて、平均で3万1,000円代

・属性を詳しく分析する際には、有意な母数がないと意味がない

・3万の小遣いでも満足度高く生活できる!!

といった記事でしたー!

 

皆さんのご家庭では夫婦のお小遣いはどんな設定でしょうか?そもそもお小遣い制にしていないご家庭もあるかもしれませんが、お小遣い制にされているご夫婦であれば今日の記事がなにかの参考になれば嬉しいです。

今日もここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!