父の家計簿

父の家計簿〜りっぱな父親を目指すブログ〜

資産形成も子育てもできる立派な2児父を目指すサラリーマンが節約・投資・子育て・家事の話を発信中

食費と日用品の目安は人数×1万円代!?を実現するための準備4つ

どうもこんにちは、りっぱぱです!

先日こんな記事を見つけました。

news.mynavi.jp

この記事によると、「節約家計の理想の食費と日用品費の目安は、人数×1万円台」らしいです!うちのような4人家族であれば、食費と日用品費が4万9,999円に収まるのが理想ということらしいです!

はぁ??????うろやん?そんなことできる!?無理無理ー!!というのが僕の正直な感想です。

食費だけならまだしも(無理やけど)、日用品費まで込みで人数×1万円台はめちゃくちゃ節約しないと厳しいんじゃないかと思います。

ちなみに我が家の先月(8月)の食費は52,612円でした。

f:id:rippapa:20210921211418p:plain

先月のマネーフォワード

これに日用品費が1万5,000円ぐらい乗るので、我が家の食費+日用品費は約6万7,000円ですね。理想の状態から1万7,000円ほど離れています。なかなかの距離ですね。今月もおそらくこんな感じになっていくと思われます。

今回はこの1万7,000円という額、いや距離をどう縮めるのかを本気出して考えてみようと思います。この記事では、何をどれくらい買うとか、どうやって料理するとかの具体的な方法の前に、家庭全体で共有しておくべきことを書き出しています。理想を実現するための準備です。例えるなら試合で勝つための練習をする前の、戦略立案みたいなものだと思ってください!

4人家族の平均は?

まずはマイナビニュースで紹介されていた、「1家族×1万円台」というのは現実的に難しいのか、実はそうでもないのかというのを、4人家族の平均支出をもとに確認しておきましょう。

e-starという統計サイトから4人家族(就業者1名)の1世帯当たりの食費と日用品費を見てみます。このサイトの統計は総務省統計局のデータをもとにしているので、変なアンケートよりも信憑性は高いと思います!

www.e-stat.go.jp

この統計の面白いのは、全体の平均値も見れるのですが、年代別世帯の平均も見れることです。まず4人家族(勤労者1名)世帯全体の平均値を見ると、食費は78,898円でした!

f:id:rippapa:20210921214250p:plain

やはりこれだけ見ると、食費+日用品=人数×1万円台というのはかなり難しいような気がしますね。でも、この統計データを年代別で見てみると、34歳以下での食費の平均支出額は61,555円まで下がります!やっぱり歳とって収入が増えるとみんなご飯にお金をかけるようになるのですかね?

それでも、理想の状態から食費だけで1万円以上オーバーしています。日用品の平均支出も見てみましょう。

f:id:rippapa:20210921214425p:plain

この統計だと、家具・家事用品がまとめられているのですが、毎月の消耗品はおそらくこの統計の中の、「家事雑貨」と「家事用消耗品」に当たると思うので、この2項目だけを対象に見てみます。

全世帯の平均はこの2つを足すと6,643円、34歳以下の世帯だと6,662円でした。ほぼ日用品費はどの世代も変わらないですね。やっぱり収入が増えても日常的な家事に使う消耗品や雑貨は今までと同じものを使う傾向があるのかもしれないですね。

さて、今見たこの日用品費を先程の食費に足すと全体で85,541円、34歳以下世帯でも68,217円と、理想の4万円台からは2万円近く離れる結果となりました

これはなかなか高いハードルのようですね。ついでに、我が家の食費と日用品は34歳以下の平均とほぼ同じということもわかりました。(それなりに節約しているつもりだったのですが・・・)

どうやって理想を実現するか<準備4つ>

では、ここからはこの理想までの長い距離を縮め、高いハードルを飛び越えるかという話をしていきます。最初にも書いたとおり、今回は具体的な方法というより、その具体的な方法を実践するための準備4つといった感じです!

パートナーの理解を得る

これは必須です。これがないと節約は何も始まらないと言っても過言ではないかもしれません。家計管理をしているのが妻であろうと夫であろうが、関係なくパートナーの理解は絶対に必要です!大事なので何度も言いますが、絶対です!!

なぜかと言うと、これがないとこの後に書く準備3つがほぼ破綻するからです。

「うちの旦那は小遣い制で家計は一切タッチしてないから大丈夫」と思われる方もいるかも知れませんが、それは危険です。100歩譲って、旦那さんが毎月必ず小遣いの範囲内で自分のことを完全にやりくりしてくれていて、小遣いの追加や家族の買い物を一切しないのであればOKです。

でも、現実的には「今月は小遣いが足りないから少し出して」とか「週末の買い物が俺が行くよ?」というケースが多いのではないでしょうか。

この小遣いの範囲でやりくりできない、とか家族の食費や日用品に関わる買い物をたまにしてくれる、という状態があるのなら、節約していること、人数×1万円台を目指していることを共有しておくことが大事です。

これを共有できていないと、一生懸命パートナーの一方が支出を管理しても、もう一方が平気で支出をする可能性がありますし、使途不明金もバンバン出てきてしまいます。

かくいう僕も、奥さんの理解を得るところからスタートでこのハードルが高いかもしれません。。。

使途不明金を減らす

パートナーの理解が得られたら、次のステップは使途不明金を徹底的に減らして、何お金を使っているかを把握することです。「徹底的に」と言っても限界はあるので、使途不明金を何が何でもゼロにしよう!とまで意気込まなくてもいいと思います。

ただし、ここでいう使途不明金は何に使ったかわからないお金です。マネーフォワードなどの家計簿アプリにクレカやQRコード電子マネー決済を連携しておけば、自動で「スーパーで5,000円」とか「ドラッグストアで2000円」、「アマゾンで3,000円」みたいにどこでいくら使ったかはわかるようになります。でも、何を買ったかまではわからないのです。(アマゾンの場合はアマゾンアカウン卜を連携すれば、何を買ったかもわかります)

食費と日用品を節約する上で大事なのは、余計なものを買っていないか?という観点です。いくらコンビニでの買い物を減らしても、ドラッグストアやスーパーに言ったときに、別にいらないお酒やお菓子を大量に買っていると、いつまで立っても家計の弱いところを把握できません。

と、偉そうに書いていますが、我が家は完全に使途不明金が発生していて、1週間に6,000円以上がドラッグストアで消えています。奥さんに聞かないといけないのですが、ビクビクして聞けません。やっぱりパートナーの理解が必要ですね。

1週間で使う額を決める

これは実践されているかたも多いと思いますが、目標支出が決まったら、それを週単位で割りましょう。その割った額が1週間で使える額になります。これを決めて守るに当たっても、最初のパートナーの理解を得ているかがどうかが非常に大きなポイントになります。

家計管理をしていないほうが買い物に出かけるとなったときに、必要なものを伝えても買い出しに行く方は良かれと思って(いや、本当に良かれと思って)、余計なものを買って来てしまったりします。

なので、必要なものはこれとこれ、買い物全体で〇〇円は超えないようにしてねと伝えられると良いと思います。そんなん冷たい!ビジネスじゃないんだから!と思われかもしれませんが、これぐらい数字で共有しないとどんどん決めたルールはなし崩し的に無視されていきますし、管理できなくなります。

お互いの理解があることが大前提ではありますが、逆に言うと理解があれば具体的な金額で買い物の予算を示してくれたほうが、「家計に貢献している」感はでてきます。

あと、何でもそうですが、ルールを破ったときに怒るより、ルールを守ってくれたときに感謝するようにしたいですね。ええ、自戒の念を込めて言っています。承認欲求満たしましょ。

まとめ買いをする

最後の準備ですが、毎週の予算を決めたらそれを守るためにまとめ買いをして、買い物の回数を減らしましょう。娯楽としての買い物(ストレス発散とか家族サービス)は、別に構わないと思いますが、こまごました食料品や日用品の買い物の回数は絶対に減らしたほうが良いです。

理由は2つあって、一つは買い物の回数が減ったほうが、週の予算の管理がしやすいことです。1週間1万円という目標を決めて、週2回の買い物なら1回5000円までOK。週5回の買い物なら1回2,000円までOKとなります。管理する上では結局同じやん!となるかもしれませんが、食材を買いに行って、1回5000円使えるのと、2000円しか使えないのでは、選択肢が全然違います。結局2000円の予算だったら買いたいものが買えない、もしくは結局予算オーバーする。なんてことが起こると思います。

もう一つの理由は、買い物によるついで買いを物理的に減らすためです。どれだけ予算を決めて買い物に言っても、あなたも僕もそんなに強い人間ではありません。ついつい、あっこのメロンパン美味しそう!とか、見切り品でやすくなってるし買っとこ!とか、子どもにせびられて仕方なく買う、とかいうことが度々発生します。

これはどれだけ鉄のハートを持っていても起こります。あなたと僕が悪いんではないんです。それぐらい企業のマーケティングや販売促進戦略が功名で高度化しているのです。そう、あなたは何も悪くない。

何も悪くないんだけれど、誘惑に負けっぱなしは良くない。ということで、最初から誘惑のある場所になるべく行かないようにするのが最善です。君子危うきに近寄らず。あなたは君子なのです。

 

今日は、食費と日用品を世帯人数×1万台に抑えるための準備について書いてきました。

我が家にとってもハードルの高い目標ですし、全体の平均を見てもかなりギャップがある数字です。

今回は具体的に何を買うとか、どうやって節約するとかの方法論よりは、その方法論を実践するために必要な、パートナーの理解を得る、使途不明金を減らす、週単位で予算を決める、まとめ買いをするといった、大きなポイントを解説してみました。

今度は、具体的な方法についても記事にしてみたいと思います!でも、それは我が家が今日書いたようなポイントとこれからまとめる方法論で月に4万円台を達成したらにしたいと思います。口だけ野郎は馬鹿野郎です。

今日も、ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!