父の家計簿

父の家計簿〜りっぱな父親を目指すブログ〜

資産形成も子育てもできる立派な2児父を目指すサラリーマンが節約・投資・子育て・家事の話を発信中

教育資金何で貯める?貯蓄型生命保険のメリット4つとデメリット3つ

どうも!こんにちは、りっぱぱです。

 

お子さんをお持ちのご家庭だと、将来の教育費をどうやって貯めていこうかが一つの悩みですよね。

我が家は貯蓄型生命保険で子ども二人の大学資金を貯めているのですが、実際に貯蓄型保険にしてみて感じる、メリットとデメリットを書いてみたいと思います。

お子さんの教育資金をどう作っていくか悩まれている方にとって少しでも参考になれば幸いです。

ちなみに僕自身は奨学金を800万円以上借りて苦労してたりするので、子どもの教育資金はしっかり用意したいと思っています。

rippapa.hatenablog.com

あと僕が結構参考にしている、リベ大のお金の大学では貯蓄型生命保険はすぐに解約しろー!ぐらいに言われていますが、教育資金としてはメリットも感じているので、ちょっと整理してみます。

 


 

 

 

<はじめに:りっぱぱ家の貯蓄型生命保険>

まずはじめに前提として、りっぱぱ家が入っている貯蓄型生命保険の概要の紹介です。

加入したのは6年前で、長男がうまれるちょっと前に入りました。

6年前なので、まだマイナス金利などの政策は始まっておらず、そこまで高くはないけどそれなりの利回りかなと思い加入しました。ギリギリラッキー(?)なタイミングです。

この時点で二人目も欲しいなーとなんとなく考えていたので、17年定期で満額振り込むと1000万円ちょっとの解約返戻金になります。今思えば、この時点で二人目まで考えて保険入るってちょっとリテラシー低いなと反省しています。

結果的には二人目も無事産まれたので、使い道はあるんですけどね。

毎年の支払いは約55万円ぐらいです。年払いにしているので月払いにするよりちょっと得になっています。月払いにしている人は、毎月払ったつもりで貯金しておいて、年払いにするほうが絶対に得です!

<貯蓄型生命保険のメリット>

①貯金よりもいい利回り

それではメリットの紹介ですが、1つ目は「貯金よりは」良い利回りです。

僕の場合は17年間コツコツ払い続けて、17年目、長男が高校2年のときに1000万ぐらいの解約返戻金になります。

同じ額をコツコツ貯金していても1000万円には届かいないので、この時点で+50万〜80万円ぐらいでしょうか。

利回りとしては2%もないかなと言うところですが、銀行貯金が0.1%もない世の中なので、それを考えれば貯金をしたつもりで増やすことができます。

②元本保証

これは商品にもよるんですが、僕が加入している貯蓄型生命保険は元本保証をしてくれています。最低利回りの保証もしてくれています(激低ではありますが)。

教育資金を貯めるにあたって、この元本保証というのはほぼ必須と言っていいと思います。

必要なタイミングが明確に決まっていて、そこを動かすことはできない中で、もちろんその時の景気がどうなっているかなんてわからないですから、コツコツ貯めたものがいざ必要なときに元本割れしていると、こんな悲しいことはないと思います。

繰り返しですが、元本保証は教育資金を貯める上で本当に安心材料になります。家族に理解得やすいです。

③生命保険としての安心感

これは商品そのもののの特徴なのですが、万一僕に何かあった場合はもちろん生命保険として機能してくれます。

何もないのが一番ですが、教育資金を貯めながらの万一の備えができていると思うと、僕自身も安心です。

生命保険としての機能だけを考えるなら、貯蓄型よりも掛け捨ての安いものにするのが一番いいとは思いますが、生命保険も入りながら教育資金を貯めるのであれば、貯蓄型生命保険でも良いかもしれません。

ちなみに学資保険だと、親に万一の事があった場合は、それ以降の払込は免除になるものの、亡くなったときの一時金などは基本でないので、生命保険にはなりません。

④教育資金はこれで大丈夫という安心感

結構これの安心が僕にとっては大きいのですが、一旦大学進学時に必要な資金額を保険で貯蓄できるとわかると、教育資金で悩むことがなくなりました。

保険料の払込のためにお金は貯めないといけないのですが、色々と計算せずに年間55万円は保険に消える、でもそれで教育資金は大丈夫、と思うとその他の将来に向けた資金形成をシンプルに考えられるようになっています。

教育資金を色々な手段で貯めようとするよりも、何らかの方法で一本化するのはおすすめです。

<貯蓄化型生命保険のデメリット>

①投資よりは低い利回り

続いてデメリットの紹介です。

まずは利回りです。メリットには「銀行預金よりは良い」と書きましたが、投資信託ETFなどの他の投資商品と比べると、圧倒的に利回りが低いです。

単純な貯蓄性だけで言えば、僕みたいに毎年55万も保険に払うよりは同じ額で投資信託ETFを買い続けて、複利で増やしていくのが良いと思います。

ちなみに年間55万円を毎月で割って、一月4万6千円を17年間、年利4%の投資信託で運用できたら、17年後には約1340万円で、運用益は240万ほどになります。

僕の入っている保険で17年後には50万〜80万のプラスにしかならないので、圧倒的に負けてますね。

②途中解約リスク

この途中解約リスクが1番大きいデメリットかもしれません。僕の家庭では今のところ解約しないといけない状況にはなっていないのですが、家計に不測の事態が起きたときにもし保険料を払い込めなくなってしまい、途中解約をせざるを得ない状況になると、大きく払い込んだ元本を下回る解約返戻金しか戻ってきません。

加入するときは誰しもが解約なんてするつもりなく入るのですが、途中解約をするケースが結構あるらしいので、この点は慎重に考えないといけないですね。

③外貨建の場合は為替リスク

最後に紹介するリスクは為替リスクです。

僕は円建ての保険なのでこのリスクはないのですが、先日保険会社方に話を聞いたところ、最近は低金利の影響で円建ての貯蓄型生命保険の利回りがかなり低くなってしまって魅力も商品そのものも減ってきているそうです。

そこで増えているのが、ドル建てなどの外貨建ての貯蓄型生命保険。

利回りは円建てのものより良いようで、円建ての保険の代替商品としてちょっと人気らしいです。

ただ、この商品は注意が必要で、外貨建ての生命保険は解約したときの為替次第で元本割れのリスクがあります。逆に為替メリットでプラスに成ることもあるのですが、安定して資金用意したい、教育資金にはちょっと不安ですね。

<もし3人目が生まれたら>

さて、ここまで貯蓄型生命保険のメリット・デメリットを書きましたが、もしりっぱぱ家に3人目の子どもが産まれたらどうするかを最後に紹介します。

最初に書いたとおり、長男が高校2年生になるタイミングで1000万円は確保できている前提で読んでいただきたいのですが、ズバリ3人目な投資信託で用意すると思います。

1000万円あれば、3人目が産まれても入学式資金ぐらいは回せるかもしれませんし、今の貯蓄型保険は魅力が減っているからです。

最低限の資金は確保できているという安心感があるので、投資でリスクを取って準備することもできるかなと思います。

ちなみに積立NISAで貯めると思いますが、タイミングによっては改正されるジュニアNISAを活用するかもしれません。

 

さて、今日は貯蓄型生命保険を教育資金の形成に活用するメリット・デメリットを書いてきました。

抜群に良いものでもないし、勧めない人も多いのですが、個人的には満足しています。

ただちょっと後悔している部分もあるので、その点はまた別記事にしたいと思います。

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!